竣工年月 2023.05
大きな片流れ屋根の平屋建て。
軒裏の勾配に変化を持たせ、先端に向かって鋭くなる特徴的な屋根となっている。
キッチンの奥にはパントリーと勝手口を設け、畑で採れた野菜をそのまま収納出来る。
水回りをまとめ、アイランドキッチンを中心に家事が完結する動線を確保。
杉板の高天井が、玄関からベランダの軒天まで続き、空間を繋ぐ。
窓のない玄関に光を届ける為、明かり取りの高窓を設けた。
リビングからのびた廊下は、子供部屋の前を通り、寝室へとつながる。
日当たりの良い廊下は縁側のような使い方も可能。
柱の一部に外部の要素を取り入れ、内外が連続するように演出。木目の天井は視線を外へと導く。
積雪が多い地域の為、雪がたまらないよう庭を広くとる工夫を。
L字に開けたデッキスペースに、家族が集う情景が目に浮かぶ。
計算された家事動線、機能性とデザインで魅せる住まいとなった。
屋根勾配を利用した髙天井のリビングは、中庭に向けた大開口から光を取り込み、明るい空間となっている。
家事がスムーズに行えるよう、水回りをまとめた間取りを計画。
広くとった中庭は家族の憩いの場に。