竣工年月 2021.07

箱をいくつも組み合わせたようなスクエアファルが奥行を生む。
このファサードからは家の造りがどうなっているのか、想像もつかないだろうが、内部はいたってシンプル。
1階にLDKなどのパブリックスペース、2階には寝室などを配置。手前に見える“スクエア”は、玄関が外部から見えないように壁を立てたポーチだ。
玄関扉を開けると、すぐそばにあるのが2階へと続くストリップ階段。その頭上にある大きな窓から降り注ぐ光が、階段の板の間から差し込み、室内を明るく、広々と感じさせてくれる。
さらに、キッチンの天井はダイニングより一段低く、リピング上部は高天井にと、キッチン、ダイニング、リビングの天井の高さを変えて空間を仕切ったことも、この家の特徴だ。壁で仕切られずとも、人はその空間の役割を認識できる。そのほうがゆとりある空間となることもあると、ここに身を置けばきっとわかる。
この家の住人の趣味はバス釣り。
そのアイテムを収納するガレージへは玄関から出入りができ、楽しみはここに住んでからより増しただろう。 リビングに設けた地窓横のソファは、将来バスポートを手に入れて庭に置いたとき、眺めるための特等席だ。




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