竣工年月 2020.02
リビングを高天井にして、梁をアクセントに。
色数や飾りを控え、白と木目でシンプルに仕上げている。
お気に入りの「flame」の照明が映える。
ダイニング脇に見える格子戸は、階段下を利用した愛犬のスペース。
表にケージを置かず、すっきり保つことができる。
廻り階段の中心の壁をなくして、木とアイアンで手すりを制作。細かな職人技が光る。
子どもが誤って落ちないように、開放感を得ながらも隙間を小さくしている。
客人を招いて泊まることもできる独立型の和室を計画。
天井は木製のリブパネル、塗り壁を取り入れた。
「茶室のような純和風の雰囲気にしたい」
そんな想いを、上質な素材と職人による手仕事で丁寧に仕上げた。
洗面所とトイレは、将来介助者が入ることも考え、広めに設計。
奥の濃茶の壁紙は、柿染めの和紙を貼った。
流行にかかわらず、良いと思えるデザイン。
今後の暮らしの変化を見据えて、色や装飾は控え、上質な素材で仕上げた。
そんな住まいで、これから、長い時間を暮らしていく。