Shiga Y邸

竣工年月 2023.03

変化と連続性を持たせて 空間に生まれた面白み

この家のリビングは、庭に挟まれている。
庭を囲むように壁を設けているため、外観からは見えないが、リビングのソファに座ると、両サイドが一面ガラス窓で、昼間の明るさに困ることはない。これだけ大きな窓を2面持ちながら、先述の通り、外壁を施しているので、外部からの視線も気にしなくてすむ。カーテンをしめる必要はない。

ダイニングはキッチンの隣に配置。ダイニング、キッチン、リビングはL字型になっている。

玄関部分も含めれば、室内空間は「凸」のかたちだ。土地も十分あり、正方形や長方形にすることももちろんできたが、それではただ広いだけの空間で、幕らしに面白みが出ない。仕切ってこそいないが、空間ごとに天井の高さを変え、窓の形を変え、天井には勾配をつけた。空間の役割を、空間が語ってくれる。そうやって変化を楽しみつつ、連続性をもった家は、暮らしていて飽きがこない。

そしてお気づきだろうか。庭を含めると、この家はほぼ正方形だ。
家は家、庭は庭、ではなく、庭も含めて家だと考えれば、空間はもっと楽しくデザインできるのだ。

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